師弟インタビュー!足場職人の親方と子方ってどんな関係なの?

【PROFILE】
島津 仁(しまづ・じん)。大久保恒産 第2低層工事部1課所属。2009年4月入社。
【PROFILE】
吉田 理志(よしだ・さとし)。大久保恒産 第2低層工事部1課所属。2013年7月入社。
島津さん、吉田さん、本日は宜しくお願い致します!いつも2人でお仕事されているのですか?

2016年の2月から2人でやってます。大きい現場のときは4人とかで作業するときもあるけど、基本はいつも2人ですね。
大久保恒産では現在、2〜3人で仕事をするスタイルと、7〜8人のチームで仕事をするチーム制など様々なスタイルがあります。チーム制で仕事をしている社員職人の1日に密着した「【職種紹介シリーズ】足場職人」、チームを率いる請負職人(親方)の村野さん、細井さんのインタビュー記事も合わせてどうぞ。
そうなんですね!島津さんは大久保恒産で働かれてどれくらいになるんですか?

2009年に入社したから、今年で7年目(2016年取材当時)かな。
その前は何をされていたんですか?

北海道で足場屋をやっていました。
北海道から神奈川の大久保恒産へ転職されたのはどうしてですか?

北海道って、雪がすごいから冬の間は仕事がないんですよ。だから、出稼ぎのつもりで最初は「3ヶ月だけ」っていって大久保恒産にきたんです。だけど、大久保恒産の当時の上司が「北海道と関東を行ったり来たりするのも大変だし、こっちに引っ越しちゃえば?」って言ってくれて、そのまま引っ越してきました。
出稼ぎのつもりがそのまま大久保恒産へ転職されたんですね!大久保恒産は寮がありますもんね。
吉田さんは、いつ大久保恒産へ入社されたんですか?

2013年の7月です。前は大久保恒産の近くで土木屋さんをやってたんだけど、もっと稼げる仕事に転職したいなと思うようになったんです。で、いつも大久保恒産のトラックをよく見かけるから「大きい会社なんだろうな」って思って、話を聞いてみたら稼げるから転職しました。
実際に働かれてみていかがでしたか?

前職よりこっち(大久保恒産)のほうが稼げてます。その分、仕事は每日かなり重いもの持ったりするからきついですね。
今までで一番大変だったのってどんなときですか?

大久保恒産に入って1ヶ月くらいのときに、熱中症になったときですね。
熱中症・・・!大変でしたね。

今では自分のキャパを把握できているので夏の乗り越え方も分かってきましたけど、当時はまだ入社して1ヶ月しか経ってなかっので、大変すぎてもう辞めようって思いました(笑)。
辞めたいくらい大変だったのに、続けている理由ってなんですか?

島津さんですね。島津さんに「辞めたい」って話をしたら、「諦めるのはまだ早いんじゃない?」って引き止めてくれたんですよ。
そうだったんですね〜!

さとし(吉田さん)は将来稼げる職人になると思ったからね。
おお!吉田さんのどんなところが「稼げる職人になる」と感じたんですか?

ただ若いからだよ(笑)
えっ、例えば「運動神経がよかったから」とか、「仕事に対する姿勢がストイックだった」とか、何か光るものがあったんじゃないですか?

運動神経も悪かったし、仕事に対する姿勢も最悪だったよ(笑)
あれ・・・(笑)

すいません(笑)でも、稼ぎたいって気持ちはありましたね。もっと稼ごうと思って転職したので。

足場職人っていうのは、やったらやった分だけ稼げる仕事なんだよね。給料も請負職人は「日当いくら」じゃなくて「一棟あたりいくら」っていう給与制度だから、努力すれば誰でも稼げる。まあ、今ではかなり成長したし、さとしはすごく頑張っていると思うよ。
大久保恒産の足場職人はなぜ稼げるのか?その理由は「足場職人のための職人採用特設サイト」をご覧ください!

島津さんは、こんな自分を入社してからずっと「さとしなら出来るよ、諦めるな」ってずっと育ててくれているので、本当に感謝してます。
素敵ですね〜!足場職人の仕事をされていて、どんなところにやりがいを感じますか?

やっぱり、組立が終わった後の達成感ですかね。特に、大きな現場とか建物の形が複雑で、施工が難しい現場を担当したときなんかは達成感もより一層大きくなりますね。

そうですね。初めて自分で最後まで組立を任せてもらったときは、完成したときものすごい達成感を感じました。もちろん、教えてもらいながら進めた仕事ではあったんですけど「この足場は俺が組立たんだぞ!」ってすごく嬉しかったですね。今までこの仕事をしてきて、一番嬉しかった瞬間です。
大変な分、やりがいも大きいお仕事なんですね!

はい。仕事がたくさんあるのも、大久保恒産の魅力だと思います。前職は季節などに影響されて収入も増減していたんですけど、転職してからは収入が減ったことは一度もありません。

さっき、さとし(吉田さん)の入社当初はひどかったって話しましたけど、自分も昔はひどかったと思います(笑)。現場に行かない日もあったりして、当時の先輩からはかなり怒られていましたね。でも、そんな自分に対しても大久保恒産は仕事をくれて、こうやって稼げるようになるまで育ててくれたことにすごく感謝してます。
島津さんも吉田さんも育ててもらったことに感謝されているんですね。さすが「建設業界で一番人が育つ会社」ですね!これからの目標は何かありますか?

先輩がやっていることを自分も当然のレベルとしてできるようになりたいですね。いま島津さんと一緒にやっていることを「お前が責任者として後輩を連れて現場を担当してみろ!」と言われたら、まだできるレベルではないなと感じるので。早く仕事を覚えて、請負(親方)になれるように頑張りたいと思います。
いいですね!島津さんは、今後の目標はありますか?

最近、犬を飼い始めたんですよ。ボーダーコリーで、名前は「おすし」っていうんですけど。
いや、仕事の目標を聞いているんですけど・・・って、名前「寿司」ですか?

寿司じゃなくて「おすし」です。海外の人からも愛されるように。これからの目標は、最近キャンプ用品を集めているのでおすしとキャンプに行きたいですね。あとは、フリスビーの大会に出場させたりして、チャンピオン系に育てようかなと思っています。
プライベートも充実されているんですね!仕事での目標も教えてください(笑)

長くこの仕事を続けていけるように頑張りたいです。とはいえ、足場職人の仕事は体力勝負な部分もありますから、キャリアステップとして番頭への転向も視野にいれています。あとは、後輩の育成ですね。一緒に働く以上は、やっぱり一人前になってもらいたいです。

頑張ります!
頑張ってください!島津さん、吉田さん、本日はありがとうございました!