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2017.3.31
社員紹介

「普通のリース屋さんじゃない対応をしたい」元八百屋の店長が語る、会社のファンの作り方

【PROFILE】
谷田部 豊彦(やたべ・とよひこ)。1996年入社。前職は八百屋の店長。34歳の時に大久保恒産に入社し、工事部で番頭を14年間経験。2010年から、足場資材の販売・レンタルを主事業とするグループ会社「大樹恒産」に配属。現在は資材管理部 部長 兼 大樹恒産 販売センター長。

今回インタビューするのは、販売センターの責任者 兼 資材管理部の部長を務める谷田部さんです!谷田部さんは、大久保恒産に入る前は八百屋さんだったと伺ったのですが・・・?

25歳のときに八百屋をオープンして10年近く店長をしていました。每日行列ができる、地元では有名な人気の八百屋だったんだよ。スイカをでっかい包丁でカンカン切って、「ほーら、食べろ!」って売るより食わした方が多かった気がするなあ。向かいにも八百屋があったから、「らっしゃい、らっしゃい!あっちがイチゴ150円なら、こっちは100円だ!」といつも競っていたのが懐かしいね(笑)

每日行列ができるほど人気の八百屋さんを営まれていたのに、なぜ足場屋さんへ転職されたんですか?

ヘッドハンティングだよ。当時、大久保恒産はうちのお得意様だったんだ。うちの店に每日行列ができていたり、俺の働く様子を大久保社長は見てくれていたんだろうね。

そうだったんですね〜!

最初に声をかけてもらったときは、建設業と青果業なんて畑が違いすぎるから、俺が大久保恒産に入社したところで役に立てるのかな?って思ったし、なにより客商売が大好きだから、八百屋を続けたいと思ったんだけどね。

神奈川県青葉区にある足場施工会社 株式会社大久保恒産で資材管理部 部長 兼 販売センター責任者として働く元八百屋勤務谷田部さんの写真

「客商売が大好きで、八百屋がやりたい」という想いがあったのに、なぜ大久保恒産へ転職されたんですか?

社長の人柄に惚れちゃったんだよ。当時の社長はガタイがよくて、いかにも「建設業界の人」って感じでちょっと怖かった(笑)でも話すとすごく優しくて、社長なのにふんぞり返らずにみんなと一緒に汗をいていて、一生懸命な人なんだなって分かったんだ。この人と一緒に働いたら面白いんじゃないか?と思ったから、スカウトされて半年後には大久保恒産への転職を決めたんだよね。

八百屋さんから足場屋さんってかなり異業種だと思うのですが、転職されてみてどうでしたか?

入社2日目にして衝撃を受けたよ。夕方に社長から突然「今から八王子の現場いってちょうだい!」と言われて、急遽向かった現場が、雪が降るなか3棟も解体しなきゃいけない本当に手間のかかる現場だったんだ。

入社したばかりの谷田部さんにとってはかなりチャレンジングな現場だったんですね!

泥だらけになりながら必死でやったよ〜!会社に戻ったのは24時だったなあ。もちろん今じゃそんな働き方はないけど、大久保恒産の「いただいた仕事は責任を持ってやりきる」という仕事に対する姿勢を痛感した出来事だったね。

「仕事をやりきる」ですか?

その日にいただいた仕事は、時給の高い日雇いアルバイトをかき集めてでも何でも、絶対にやりきるってこと。何故そこまでやるかというと、仕事を丁寧にすれば、次に繋がるからなんだよね。「大久保恒産は絶対にいい仕事をしてくれる」という信頼が、「また大久保さんお願いします」ってなるんだ。

信頼って本当に大事なんですね。

昔はとんでもない職人がいっぱいいたから信頼関係を築くのは本当に大変だったんだよ!(笑)雨が降ったら休む職人もいたから、家まで起こしに行ったことも何度もあったなあ。

大変だったんですね・・・!

そのぶん目標を達成したときの喜びも格別だけどね。皆で頑張る会社だから、喜びも悲しみもみんなで分かち合う。「あと3日しかないけど、頑張ろう!」ってみんなで同じ方向を向いて必死に頑張って、クッタクタなんだけど「みんなでやったぞ!」っていう達成感がすごくあるんだよね。

素敵です。今は資材管理部の部長と販売センターの責任者を務められていますが、仕事をする上で大切にしていることはありますか?

「普通のリース屋さんじゃない対応をしたい」ということはいつも思ってるよ。

普通のリース屋ですか?

普通は、お客様が来店しても担当者が挨拶して事務的な手続きが行われるだけなんだよね。でもうちは、お客様がいらした時も帰る時も全員が作業する手を止めて挨拶する。お客様が見えなくなるまでお辞儀をしてお見送りをするんです。その姿勢はきちんと伝わるから、「大久保恒産さんは、本当に気持ちがいいね!」って言ってもらえるんだよ。

お客様に喜んでもらえる接客を徹底しているんですね。

笑顔を引き出すことも大事にしているね。疲れた顔で部材を返しにきたお客様でも、「おっ!〇〇の兄ちゃんか!お茶でも飲んでいきな!」って声をかけて、雑談して、楽しい時間を過ごしてもらうと、元気よく挨拶しながら帰っていくんだから。

神奈川県青葉区にある足場施工会社 株式会社大久保恒産で資材管理部 部長 兼 販売センター責任者として働く元八百屋勤務谷田部さんの写真

さすがですね!やっぱり八百屋時代の経験が活きているんでしょうか?

いや、この性格は天性だね。人を笑わせることが好きだし、小学生のときから机にじっとしていられないタイプだったから(笑)

そこが谷田部さんが愛される理由なんですね〜。そんな谷田部さんが現在、目標にされていることはありますか?

うーん、やっぱり社長にはいちばん感謝しているんだよ。身内の不幸があっても、社長がいちばんに動いてくれた。その感謝はもう言葉じゃ言い尽くせないね。だから、俺の目標は社長に「お前はもう、いらないよ」って言われるまで頑張るだけ。後任を育てつつ、日々の売上を上げることを目標に頑張ってるよ。

社長への恩返しとして、お仕事を頑張っているんですね!

俺はいつも「若い子たちをどうやって育てよう?」って考えてる。次の世代にどんどん覚えてもらって、どんどんチャレンジさせようと思ってるんだ。積極的にフォークリフトの資格を取らせたり、外国人の仲間たちには日本語を学ばせたり。大久保恒産に入った以上は家族だから、いろいろやらせてあげたいし成長してもらいたいよね。

「大久保恒産に入った以上は家族だから」って、素敵な言葉ですね。谷田部さんのもとで働ける人たちが羨ましいです。本日は貴重なお話をありがとうございました!

神奈川県青葉区にある足場施工会社 株式会社大久保恒産で資材管理部 部長 兼 販売センター責任者として働く元八百屋勤務谷田部さんの写真

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