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2016.1.27
社員紹介

採用担当者に10の質問!「何をするかより、誰と働くかが大切」

【PROFILE】
大久保 陽介(おおくぼ・ようすけ)
1989年12月17日神奈川県横浜市生まれ。2歳から24歳まで川崎市で育つ。中学3年生のときに学園祭で聞いた吹奏楽部の演奏会に感銘を受け、吹奏楽部に入部。高校2年生のとき部長を務める。現役引退後、大学受験をし、2008年に東京工業大学に入学。学部生は「無機材料工学」を選考し、勉強する傍らバンド活動に取り組む。2012年に東京工業大学大学院に進学し、「材料工学」から「原子核工学専攻」へ転身。外部学生が多くいる環境で原子力の勉強をしながら、「過酷環境下における構造材料」分野の研究を行うため、所属研究室と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の共同研究に参加し、「調布航空宇宙センター飛行場分室」にて研究。2012年10月から2013年2月までフランス・パリに留学し、フランスの原子力・代替エネルギー庁(CEA)のサクレー研究所に所属し、「燃料被覆管」の研究を行う。2014年1月には、The American Ceramic Society主催の国際会議「ICACC’15」に口頭発表で参加。同年2月の大学院修士論文発表では、最優秀賞受賞。同年4月に、父親の経営する会社「大久保恒産」に入社。現在に至る。

今回は、大久保恒産の採用担当者「大久保陽介」さんにインタビューを行いました!JAXAの共同研究に携わったり、フランスに留学して原子力を学ぶなど異色の経歴を持つ陽介さんに、入社理由から今後の目標まで詳しくうかがってきました。

どうして大久保恒産に入社したのですか?
一言で言えば、「人間としてもっと成長したい」と思ったからです。

ヒントになったのは大学4年生時での経験です。私は大学で上記プロフィールにあるような研究を行っていました。研究自体は面白かったし、発表も心から楽しんでいました。でも、あるとき気づいたんです。私がここまで研究に没頭している理由は、「研究が面白いから」ではありませんでした。本当の理由は、「担当の先生の情熱に感化されていた」からだったんです。

『今私たちがやっているのは次世代に活躍する研究です!』と熱弁する先生の間近にいたことで、私は「この人の研究を成功させたい。この人の研究を多くの人に知ってもらいたい。大好きなこの人のために研究や発表を頑張ろう」と思っていました。私を動かしていたものは、「研究への探究心」ではなく、ともに行動する人の情熱でした。

大久保恒産の大久保陽介さんの学生時代の写真
研究に没頭していた学生時代の一枚

だから、仕事を選ぶ過程で重視したのは、「何をやるかより誰とやるか」でした。本当に自分がなりたい姿はどんな人だろう。そう考えたとき、ふと頭に浮かんだのは「父親」でした。

大久保恒産の社長大久保和男の写真
こちらがお父様の大久保和男社長

私の父は仕事人間です。1968年から経営者として会社を育ててきたので、ほとんど家にいなかった人ですが、その実力は息子ながらに半端じゃないと思わせるものがあります。父の周りには父を信頼する多くの人が集まっています。そんな父を見て素直に思ったのは「父のように人に慕われる器の大きい大人になりたい」でした。

どうしたら父のようになれるだろう?と考えたとき、父を育てたのは「責任感」だと思いました。会社で働く社員、社員の家族、元請けの方々、地域の人たち、そして私たち家族。人生で出会う多くの人に対する責任感が父を強くしたのだと思います。

自分も責任ある立場で、否が応でも一生懸命ならざるを得ない状況におかれれば、人間として成長できる。父親と一緒に働き、責任ある立場で仕事をすることが成長への一番の近道だと考えました。

「人間としても最も成長できる環境が大久保恒産だ」

私はそう思ったので、新卒で大久保恒産に入社したんです。

入社する前に周囲からの反対や不安はなかったのですか?
全くないわけではありませんでした。研究方面でも誘ってもらっていましたし、他の会社に行くことを考えたこともあります。周囲からは「なぜその経歴を捨てて大久保恒産に入社するのか?」「一回外に出て経験を積んでからの方が良いんじゃないか?」など様々な意見をもらいました。

しかし、「人間として成長したい」という想いの方が強かったです。一回そうと決めたので、誰から反対されても自分の考えを曲げませんでした。不安はもちろんありました。でも、困難を乗り越えていくことが成長に繋がると言い聞かせ、前に進むことを意識しました。もう後戻りできない。そんな覚悟を持って臨むことで、大変なときも乗り越えてきました。

大久保恒産に入社するとお父さんに伝えたときはどんな反応でした?
10秒くらいうつむいたあと、「血だなぁ」って言いましたね。「血だな。それ以外考えられないな」って何回も言ってました。当時の私は父の真意をよく理解できなかったのですが、このエピソードを周囲の人に話すと、「お父さんは本当に嬉しかっただろうね」と言われます。なるほど、本当に嬉しいときってああいう反応になるんだな・・・って思いました。

大久保恒産の大久保和男社長と大久保陽介さんたちの家族写真
ご家族との思い出の一枚

実際に大久保恒産で働いてみていかがですか?
良い意味で、予想外でした(笑)。父がきっかけで入社した大久保恒産ですが、父の作った会社は、父の人格をそのまま反映したような会社でした。情熱を持って真剣に仕事に取り組み、仲間を想い、感謝の心で仕事する。会社としては全てが完成している状態ではありません。ですが、働く人は話していてとても気持ちの良い方たちばかりですし、肚も座っている人が多いという印象をもちました。魅力のある人が本当に多い会社です。

「何をやるかよりも誰とやるか」の基準で選んだ大久保恒産はまさに、「この人たちのために働きたい」と思えるような人たちでいっぱいで、嬉しかったのを覚えていますね。

大久保恒産の採用担当大久保陽介紹介写真

もちろん、今までと大きく異なる環境であるため、戸惑うことはあります。それでも、一番身に付けたい「人間力」を持ってる人が多いことは、仕事を頑張る励みになりますし、「自分のため」ではなく「この人たちのため」と思えるからパワーもエネルギーも情熱も出てきます。それこそ、無尽蔵に湧いてくる熱い思いは、今まで体験したことないものでした。大久保恒産の人たちに出会って、自分の全エネルギーをぶつけられる場所を見つけことで、今までより格段に情熱的になったのは間違いないですね。

今の私は「大久保恒産の従業員たちが、より働きやすい環境はどうすれば作ることができるだろう?」という原動力で仕事しています。

入社してからどんな仕事をしたんですか?
まずは会社のことを知るために、社長直轄の置場整備部隊に入れてもらって置場周りを行いました。そのあと、サテライトオフィス(奈良北オフィス)で「経営・企画」の仕事を通して会社全体の流れを知っていきました。

働くうちに、大久保恒産の本業である「足場工事」の仕事にどんどん興味が出てきたので、現場にもよく足を運ぶようになりました。やはり、現場の職人たちと汗を流す経験は大事だと実感しましたね。同じ場にいて話し合うことで、仕事内容だけでなく、プライベートなことまで交流出来たし、工事をやる上での「基礎」を教えてもらったように思います。そのあと、販売センターに移り、4月から新卒研修として研修プログラムを作ったりしたあと、新卒採用を担当するようになりました。

大久保恒産の大久保陽介さんが新人研修をしている写真
新人研修時の一枚

実際に職人の働いてる姿を見てどう思いますか?
本当にカッコいいんですよ!!!私は運動神経が良くないので、職人さんたちの動きを見るたびに感激します。部材を担ぐという単純な動きだけでも全く違います。身のこなし、足場の組み方、筋肉の使い方。小学生のときにスポーツができる子がモテていたように、彼ら足場職人はとにかくカッコいい。私も手伝ったことがありますが、とてもじゃないけどすぐに真似できるものではないです。普段から40〜50キロの部材を担ぐ人たちなので体力も半端ない人ばかりです。そんな彼らのために自分は何ができるだろう?最近は現場への顔出しができてないですけど、そのカッコよさは至る所で伝えています。

職人みたいな仕事はするんですか?
ほとんどしません。一時期手伝ってたりしてたときはありますが、それを本職としてはやったことがないです。ですが、少しの間でも現場で仕事を手伝って職人さんとのコミュニケーションをとれたことはとても貴重な機会だったと思います。

大久保恒産の大久保陽介さんの現場でガッツポーズをしている写真

仕事の上で苦労したことはありますか?
たくさんあります(笑)。私は周りの人の理解や感情が追いついていない状況で、さっさと物事を始めてしまう癖があるんです。そのせいで関係部署の人へ挨拶したり、了解を取ったりをしないまま進めて迷惑をかけることなどが結構ありました。周囲の人への配慮が足りないのは、今後の課題です・・・。

どんなときに仕事のやりがいを感じますか?
チームで何かを達成したときや、一緒に目標に向かって進んでいるときですね。そういうときは必ず1+1が2以上の結果を生み、思わぬ効果や予想外のフォローがあったりするのでとても力が湧いてきます。社内・社外でそういう絆が生まれたときはやりがいを感じます。

今後の目標について教えてください
「建設業界で一番人が育つ会社」を名実ともに実現していきたいです。足場を通して人を育てる。とにかく足場職人という仕事の地位を上げたいです。本人たちはそこまで意識していないかもしれませんが、身体を使って働く姿って本当にカッコいいんです。

職人として一生身体を使って仕事を続けてもいいですし、番頭になって職人をサポートする側に回ることもできます。どんどん色んな仕事にチャレンジして、チームで目標達成していく感覚。これを一人でも多くの人に伝えていきたいです。

足場職人という仕事は、単なる土建屋というくくりで終わらせるべきではありません。大久保恒産に入社するなら、普通の企業に就職する感覚で「足場職人」という道を進んで欲しい。「スポーツ経験があり、外に出て色々な人と関わって仕事がしたい」と思う人は少なくないと思いますが、そんな人に「足場職人」はとても合う仕事なんです。あなたのエネルギーを思いっきりぶつける価値があります。求められるのはチームで仕事をするという感覚と、やってやるぞ!という気力。

今、若い人たちは多くの情報を得られる環境にあります。将来何ができるか?という選択肢も非常に多くなりました。しかし、多くなりすぎた選択肢は、逆に「これだ!」という選択を突き通せない裏返しでもあります。周りに誘惑が多いから、1つのことに集中して取り組むのが、ある意味難しくなっている。なので、「やりたいことが見つからない」「頭を使うより身体を使って外で働きたい」こういった人たちに足場職人としての生き方を伝えていく。これが今の私の目標です。

大久保恒産の採用担当者 大久保陽介さんが語る『「何をするかよりも、誰と働くか。」採用担当者が語る、人間の原点とは』はこちらからご覧ください。


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