足場の世界から
ホーム > 足場の世界から > > 大久保恒産ベテラン勢が語る過去と今、そして未来を担う次世代への想い 後編
2021.9.13
社員紹介

大久保恒産ベテラン勢が語る過去と今、そして未来を担う次世代への想い 後編

大久保恒産・恩田事業所にて活躍されている名田さん・山口さん・柳さん。昔から大久保恒産を支えてこられた番頭の方々に、入社当時と今とで変化してきたこと、そして今後の大久保恒産に必要なことや目標についてお聞きしました。前後編でお届けするインタビュー、今回はその後編です!

前半のインタビュー記事はコチラをクリック

(インタビュー前半の内容を受けて)そういう意味では、責任を持つ仕事が次々と変わってきた柳さんは、適応力がすごいですね!

名田
名田

柳の変化はすごいと思うよ。環境も変わって、やることも変わって、その中でここまでやっているのは本当にすごい。

大久保恒産は同じ会社内でも部署が変わるとやることがまったく違うのに、ここまで変化に対応できているのは、すごいよ。

今の低層工事に移ったことで、まず連絡する相手が莫大に増えたし、自分で抱えている職人への対応もでたから、最初は大変だったよ。

今までは下請け先の社長一人だけに伝えれば済むことだったのが、今は関わる一人一人に直接言わなくちゃいけないからね。

俺は元々学校の先生を目指していたわけだけど、今のように自分より一回り以上離れた子達と頻繁に関わっていると、まさに今、学校の先生をやっている気分になってくるよ。

別に何かを教えているわけじゃないけれど、生活指導をしているような感覚に陥ることがある(笑)

でも、こっちが話していることに耳を傾けてちゃんと聞いてくれるし、質問されたことに対してもみんなしっかり答えるし、若い世代とのそういうやりとりは純粋に楽しいね。

だから、部署の変化とともに仕事内容は大きく変わってきたけれど、いろいろな仕事ができる方が楽しめるし自分も成長もできるから、良かったと思う。

柳

環境の変化と成長はセットということですね!

柳

そうだね。変化や成長があるほうが楽しいよ。別に楽しむために仕事をしているわけじゃないけれど、でも仕事がつまらないというよりは、楽しい方が絶対に良いからね。

大久保恒産は「建設業界で一番人が育つ会社」というスローガンを掲げていますが、人を育てるということに関しては、みなさんどうお考えでしょうか?

柳

一番大切なのは、教える側が根気よく相手を指導することだよね。

今どきの子っていう表現は適切ではないかもしれないけど、人とコミュニケーションを取るのがあまり得意でない子も中にはいるわけで、そういう基本的なところから始めて、まず人としっかり会話をすることを覚えてもらうようにしている。

コミュニケーション能力を先につけさせないと、その先には進めないかな。

コミュニケーション能力をつけさせるって、その子の性格もあるし、なかなか難しいよね。でも仕事をする上では絶対に必要だから、大事なことかな。

山口
山口

たしか昔は「大久保恒産は悪の登竜門」と言われていた時代があったそうですね。ちょっとガラの悪い子が「根性があるなら大久保恒産でいっぱしの職人になってみろ」と言われて入社していたとお聞きしています。

山口
山口

大久保収容所と言われていた時代だね(笑)

それはまた、すごいネーミングですね(笑) 

山口
山口

当時は学校をドロップアウトしたり、横道に逸れていた子が、大久保恒産での仕事を通して立派な職人・親方に育って稼げるようになっていたよ。

ちゃんと仕事をするというのが大事だ、というのが自然と分かるようになり、いつの間にかいっぱしの職人になっていたからね。

図らずしも、社会の教育機関みたいな役割になっていたから、周りに大久保収容所と言われていたのはあながち間違っていないかな(笑)

なるほど!それが形を変えて、今の「人を育てる」「建設業界で一番人が育つ会社」というメッセージへと受け継がれているんですね。昔と今とでは、育て方というか、若い子に対しての指導の仕方もまた違うかと思うのですが、そこは実際どうなのでしょうか?

山口
山口

昔はアメとムチの使い分けだったけど、今はもうムチは使えない時代だね。

昔からいる古い職人にはムチは使えるけれど、今の若い子にはそれがあわないよ。

アメしか使えないから、あとはアメの量を減らすか増やすか(笑)

みんなそれぞれ個性があるけど、社会人として最低限これはできないとダメだよねということに関しては、俺は今だにずっと言っているよ。

新しく入ってくる子達に対しても、そのことはこれからも言い続けようと思う。

俺が思っていることが正解かは分からないけど、自分が社会に出て約25年間くらい経ち、その中でやってきたことっていうのは、一つの意見として聞いてやってくれればいいかなと。

もちろん、俺が言ったことよりも良いことがあれば変えていいと思うけれどね。

俺は俺と同じような人間を作ろうとは思わないけど、ただこの大久保恒産という組織が、もし俺がいなくても大丈夫な組織になったら、すごいなと思っている。

今ここにいる3人は、それぞれいろいろな仕事を経験していて、いろいろな立場がある。

ここにいる3人は若い子の面倒をしっかり見てくれてるけど、そういう人間が今後の大久保恒産にどんどん増えてきたら、この会社はすごい集まりになるんじゃないかな。

俺らの次の世代の子達が、早く俺らぐらいまできてくれたら、大久保恒産ってすごいだろうなといつも思っているんだよね。

そうしたら俺達おじさん連中は、悠々自適に過ごせるよ(笑)

名田
名田

今の若い世代の10年後・20年後は、きっと今の40代・50代の方々とはまた違った、新しい常識の40代・50代になっているんでしょうね!

名田
名田

そうだね。俺らがやってきたことは、俺らの時代の中で通用する方法としてやってきた訳だから。

周りの世の中も時代と共に変わっていくから、やり方も常識も変わっていくよね。

今から15年後や20年後には、逆に今の俺らのやり方や常識は、まったく世間では通用しないかもしれない。

それはそれで、その時代に生きている子達が、時代にあわせてやってくれれば全然良い。

ただやっぱりそこでも、社会人としての最低限のマナーやルール、人としてってところは変わらないと思うから、仕事を覚えさせるっていうよりも、人間を育てたいよね。

「人を育てる」っていうのは、そういうことなんじゃないかなって俺は思っているよ。

それは社員だけではなく職人もそうで、挨拶一つできない、時間を守れない、というのはやっぱり社会人として良くないからさ。

名田さんは社会人としてのマナーやルール、人としてやってはいけないこと、守るべきことなどを、今の若い世代の方々へどのように伝えているのでしょうか?

名田
名田

まず基本は、挨拶をすることからだね。俺は絶対に挨拶するし、そうするとあっちも必ず挨拶を返してくるよ。

おはようって言うだけでも良いわけだし、人と人とのマナーって挨拶からすべてが始まると思う。

名田さんは、現場の職人へこまめに連絡を取られているそうですね!

名田
名田

そうだね。連絡とあわせて、現場にもなるべく顔を出すようにしているよ。

現場に長時間いるのは無理だけど、できれば一日一つは、現場作業をしているところを見に行くようにしているね。

もしかしたら現場のみんなには、邪魔しにきたと思われるかもしれないけど(笑)

ただそれをできるようになったのは、それこそ柳や山口が俺の持っている仕事をやってくれているから、時間が捻出できるようになってきた。

俺がどこか班を1つ受け持っている状態だったら、現場を回る時間を作るのは難しかったね。だから俺だけじゃなくて、周りがそういう時間を作ってくれたと思っているよ。

なるほど。柳さん・山口さんがいるからこそ、名田さんも全力で仕事ができるということですね!ちなみに、恩田事業所の所長として活躍されている名田さんの今後の目標とは、ずばり何でしょうか?

名田
名田

俺はこの恩田事業所の責任者としてやっていくうえで、絶対に失敗はできないから、ここを無事に拡大することが目標だね。

それこそ今では多くの事務の人も恩田事業所へきてくれているけれど、そこも含めて今いる人たち全員の面倒を見たいなと思っている。

恩田事業所だけでも、ものすごい人数が関わっているから、そこは俺が責任者という立場でやる上でプレッシャーも大きいよ。

けど、みんなが稼いで、買いたいものを買えるようになって欲しいね。

俺は前々から、入社面接を受ける子に「あなたの夢はなんですか」って、必ず夢を聞いているのだけど、それはぜひ叶えてもらいたいな。

たとえば今まで、面接ではどんな夢をいう子がいましたか?

名田
名田

そうだね、いろいろあったけど、たとえば親に家を買ってあげたいっていう子がいたね。

他には、世界一周旅行したいっていう子もいたし、ブランド品を買いたいとか、バイクを買いたいっていう子もいた。

そういう夢は、やっぱり持ってもらいたいな。

何のために仕事をするんですかっていったら、やっぱりお給料をもらうため、生活をするためなんだけど、その中で自分の趣味や夢に向かって貯金ができるとか、そういう会社だったら俺は最高だなと思う。

俺も今の年齢になっても、俺自身の夢があるしね。

その人の夢の内容自体は年々変わっていくと思うんだけど、夢自体はずっと持ち続けてもらいたい。

仕事をして、お給料を貰って、もちろん生活はするんだけど、それ以外にこういうものに使いたいなという夢を持っていて。それが仕事をする上での自分の大きなモチベーションになるんじゃないかなと思う。

一生懸命働いていているのに、なんでか分からないけどお金が全然ないんですよねっていうのは、つらいよね。

なんのために働いているの?ってなるから。

俺は恩田の事務所を大きくすることが目標だね。

そして今後もみんなが協力して仕事をやっていくのが大切だと思う。

今もそんなに揉めごとはなく、みんな仲良く仕事ができているけれど、ただ今の人数だからこそできているのかなとも思う。

今後人数が増てくると、どうしてもわだかまりができたり、揉めごとが起こる可能性は増えてくるから、今後人数が増えても今の良い雰囲気を保てるようにしたい。

職人も番頭も社員も、今の雰囲気のまま規模を大きくしていきたいね。

そして恩田の事務所にいる人間が、大久保恒産を支えてるんだよっていうのを、みんなに伝えたい。

もちろんみんな、自分のために働いている訳だけど、その頑張りが今のこの会社を保っているんだよというのを伝えていきたいかな。

それが今の俺の一番のモチベーションなのかもしれないね。人を増やして、規模を大きくして、まだまだ頑張りがいがあるけど、この場にいる3人で、そして社員や職人もあわせて、みんなで頑張っていこう!

柳

みなさん、今日はお時間いただき、ありがとうございました!

昔から大久保恒産を支えてこられたベテラン番頭の方々のメッセージは、次世代への想い、そして大久保恒産のさらなる発展へと集約されていました。

仕事のやり方やルールは年月と共に変われど、仕事を行う人に求められる本質は変わらない。だからこそ大久保恒産は人材育成を大切にしているのだと、ベテラン番頭の方々をみていて思います。

ここから10年・20年先の、大久保恒産を支える次代のニューリーダーの誕生が、これから楽しみです!


←足場の世界からトップに戻る
関連記事


PAGE
TOP