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2021.9.10
社員紹介

高学歴足場職人!運動神経が良くなくても得意分野で勝負できる職人の楽しさとは?

【PROFILE】
篠原 航(しのはら・わたる)。大久保恒産 工事部工事二課 2017年入社。

大久保恒産で低層工事の職人として活躍されている篠原さん。実は早稲田大学・法学部卒という学歴の持ち主でもあります。そんな篠原さんに、大久保恒産へ入社を決められた理由や、大久保恒産での働きやすさについてお伺いしました!

篠原さん、本日はよろしくお願いします。篠原さんは現在入社4年目ですが、大久保恒産へ入社を決められたきっかけは、何だったのでしょうか?
よろしくお願いします。入社したきっかけは、就職活動で合同説明会に行った際、大久保恒産のブースへと足を運んだことですね。

大学3年生の1月に初めて合同説明会でお会いしたのですが、その3か月後にまた別の合同説明会へ行ったところ、そこにも大久保恒産のブースが出ており、せっかくだからと続けて顔を出しに行きました。

そうしたところ、なぜか2回目のときには、最後にブースの片付けを手伝うくらいその場になじんでしまって(笑)

2回目にして片づけを手伝われているのは、すごいなじみ具合ですね(笑) 多くの企業が合同説明会に出展されているなかで、大久保恒産のブースへと足を運ばれたのはなぜですか?
足を運んだ理由は単純で、大久保恒産のブースに人だかりができており、その活気が目に留まったからですね。

これは入社後に聞いて分かったのですが、当時から新卒採用にかなり力を入れており「説明会は毎回立ち見が出るほど人を集めよう!」という気合でやられていたようです。

で、そのなかで集まった内の一人が自分ですね。その後はインターンに参加し、トントン拍子で就職へと進んでいきました。

篠原さんは早稲田大学の法学部卒とのことですが、他の就職先候補と比較されて、大久保恒産はどう映りましたか?
他にも就職先として公務員や金融関係を見ていたのですが、それらと大久保恒産は全然違いました。何がどう違うか、というのを言葉で表現するのはなかなか難しいのですが、しいて言うなら「会社の雰囲気」でしょうか。

他の就職先候補と違って大久保恒産では、初対面でも普通に顔をあわせて普通に会話ができたので、そのフィーリングというか、直感的に「あ、ここは良さそうだな」という感覚がありましたね。

自分はあまりつくろわない性格なので、肩肘張らずに接することができる会社というのが、すごくあっていました。

なるほど、会社の雰囲気と性格があっていたというのは大きいですね!では、現在されている仕事のなかで、難しいと感じられる部分は何でしょうか?
そうですね、自分は他の方と比べて運動神経はあまりないと思うので、体力面が一番難しいというか、ハンデを感じている部分ではあります。

ただ、こればかりはどうしようもないところなので、技術力などでカバーしながら、工夫しつつなんとかやっていますね。

篠原さんは非常に細かく図面の見積もりをするとお聞きしています。同期の方のなかで一番早く見積もりができるようになられたとのことですが、そちらは得意分野なのでしょうか?
得意というか、やはり体力面や身体の動かし方では他の方に追いつくのが難しいと感じていたので、そのなかで自然と、見積もりや図面だけはしっかりやろう、という意識が高まったのだと思います。

頭の中でイメージして組み立てるのが得意というか、建物を見れば、だいたいぱっと図面が浮かんできますね。

篠原さんは2017年入社ですので、すでに多くの後輩がいらっしゃいますが、先輩職人として後輩への接し方や指導の仕方で、意識されているのはどんなところでしょうか?
自分は学生時代に部活動を積極的にやってきたタイプではないので、今まで後輩へ指導する機会もあまり無く、そのため今はいろいろと試行錯誤しながらやっています。

ただ、できるだけその子のなりたい職人像に向けてフォローができるよう関われたらな、と思っています。

後輩や同期の方と、休日や仕事終わりに一緒に出かけられる機会などは、あるのでしょうか?
個人的に一緒に出かける、というのは特にないですが、同じ課のみんなで飲み会をするときは参加していますよ。

ですが、なぜかいまだに、飲み会のお店選びを自分に任されているのが謎ですね。

もう下に3つ・4つくらい後輩がいるので、そろそろ後輩達が代わりにやってくれたらいいなとも思うのですが・・・

きっとお店選びのセンスが良くて、安心感があるのでしょうね!
いえ、自分もあまり飲みに行くわけではないので、完全にいいように使われているのだと思います(笑)

まぁ、自分はあまり上下関係には厳しくないので、そんなにかしこまらず今のままでもいいかな、と思ってやっています。

後輩の方ともフレンドリーな関係ということですね(笑) では、今現在取り組まれている仕事について教えてください。大久保恒産の職人として今後ステップアップしていくために、今現在目標にしているものは何でしょうか?
自分は、何年後の目標をもってそれに向かって、という考え方はあまり好きではなくて。なので、まずは日々の現場をちゃんとやりきる、ということを常に考えています。

目の前のことをきちんとやっているうちに、そのうち何かしら身になってくるかな、という考え方ですね。

でも最近では同期入社の久保が高層工事など新しいことにチャレンジをしていますし、自分も次のステップというわけではないですが、何か新しいことをできたらなとは漠然と考えています。自分は今後も低層工事を頑張っていこうとは思いますが、仕事の幅は広げていきたいですね。

いま受けもってる現場がやや重めな工程なので、そこでの経験を増やしていき、後輩達へもそのやり方を教えて、広がっていけばいいなと。

経験を積むなかで、新しいスキルを身に付けていきたいということですね。プライベートのことも少しお聞きできればと思いますが、篠原さんは三人兄弟の長男で、弟・妹がいらっしゃるとか。
そうですね。弟は少し前まで陸上自衛隊の第1空挺団という、パラシュート降下する部隊にいました。今はそこを終えて、今度はハーネスを付けて高所作業をする建築系の会社にいます。妹は埼玉の実家にいるので、実家へ帰った際は会いますよ。

普段の休日は、どのようにして過ごされているのでしょうか。
今は趣味が料理なので、休日はいつも自分で料理を作っていますね。

何と、料理ですか!? 意外な回答で驚きました。どのような料理を作られるのでしょうか?
中華にイタリアン、何でも幅広く作りますよ。趣味が高じて、ふるさと納税の返礼品では出刃包丁を選ぶくらいです。

以前、料理に熱中するあまり気付いたら豚汁を1キロ作ってしまい、1週間毎日ずっと豚汁を食べていたことがありますね。

返礼品に出刃包丁をセレクトされるのも珍しいですが、一人で豚汁1キロを消費するのは、相当大変ですね(笑)
あれはどう考えても、一人で食べきれる量ではなかったですね(笑)

篠原さんのなかで、大久保恒産のここが好き、という部分は何でしょうか?
仕事であれプライベートであれ、誰かが困っているときに、周りが助け合おうとする社風が好きですね。

少し前にコロナの濃厚接触者となってしまい、1~2週間ほど出勤ができなかったのですが、その際「家から出れないだろうから、代わりに買い出しに行ってこようか」と、部長クラスの方から言ってもらい、驚きました。

そういった何かあったときに周りが動いてくれる・助けてくれるところが、すごくありがたいなと思いましたね。

何かあったときに周りのみなさんがフォローしてくれる体制や社風、そういう人間関係が、大久保恒産での働きやすさに繋がっているということですね。
そうですね。この社風には、かなり助かっています。

では、今後大久保恒産にはどんな後輩が入ってきて欲しいですか?
あまり多くは求めませんが、本人に何かビジョンがあると、こちらも指導がしやすいですね。

たとえば職人として腕を上げガンガン稼ぎたいでもいいし、そこまで強い熱意でなくとも、一通りできる職人になりたいとか。

1つでもやりたいことがあると、じゃあこの仕事やってみる?とこちらも振りやすいですからね。

逆にこちらから仕事を振ったときに、うーん・・・どうしようかな、みたいな中途半端な反応だと、じゃあ無理にやらせるのはやめておいた方がいいのかなと思ってしまいます。

チャレンジ精神のある後輩求む!ということですね。最後の質問ですが、篠原さんが目指す理想の職人像を教えてください。
しっかりした足場を組める職人、それから技術だけではなく売り上げもしっかり上げられる職人が理想です。

やっぱり、お客さんに喜ばれる足場を組める職人を目指したいですね。

今日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!

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