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2016.2.18
仕事紹介

【職種紹介シリーズ】番頭

大久保恒産の番頭小池忠彦さん紹介記事における解体中の笑顔

今回紹介するのは、大久保恒産で「番頭(ばんとう)」と呼ばれる仕事です。
番頭とは、足場の施工を行う職人でもなく、本社に在駐する事務でもありません。

「番頭」は職人を束ね、現場をこなし、売り上げ目標に向けて工程を組む、いわゆるマネージャー職です。

彼らは職人と元請け(工事を発注してくれる人)をつなげ、職人と大久保恒産をつなげ、職人と職人もつなぐコミュニケーションのエキスパートです。

大久保恒産には現在、14人の番頭がいます。対して大久保恒産が取引をしている企業は600社(低層・高層)。単純計算で1人の番頭が40社を受け持っています。

具体的な業務内容は、営業・施工管理・職人管理・工程管理・お客様との打合せ・現場調査(下見)・見積もりの作成などなど、盛りだくさん!

そんな番頭の仕事を通して圧倒的に身につく能力は以下の5つです。

1、リーダーシップ力・・・目的・目標に向かってチームを引っ張っていく力
2、コミュニケーション力・・・様々な人と交流し、関わる人と信頼関係を築く力
3、判断力・・・状況に応じて適切な判断を下す力
4、育成力・・・自分のチームを中心として、メンバーの技術と人間力を育てる力
5、段取り力・・・様々な人が求めるものを理解し、仕事を円滑に進める力

今回は番頭の仕事を分かりやすくお伝えするために、大久保恒産が誇る凄腕番頭の小池忠彦さん(38歳)に密着します!

AM7:00出勤

辺りがまだ薄暗い朝6時半、小池忠彦番頭がやってきました。

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さん出勤写真

小池:「おはようございます。今日はよろしくお願いします」

おはようございます!小池さん、毎朝こんなに早起きで大変じゃないですか?

小池:「職人の時から早起きには慣れているので全然大丈夫ですよ」

実は大久保恒産で10年の職人経験がある小池さん。
職人の話す言語や、職人の気持ちが理解できる番頭としてあつく信頼されています。

小池:「そろそろ職人たちが出勤してきますよ」

職人との打ち合わせ

小池さんのいう通り、職人が続々と集まってきました。
番頭と職人による打ち合わせが7時から始まります!ちょっと会話を聞いてみましょう!

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さんと職人の打ち合わせ写真

小池:「今日の現場は、子どもの通学路が近いから注意してね」
職人:「なるほど。スケジュールではAの現場の後にBに行くってなっていますけど、これ順番を変更していいですか?」
小池:「大丈夫。現場監督さんによるとCの現場は奥さんが在宅らしいからきちんと声を掛けるのを忘れないで」
職人:「了解です」

などなど、現場で気をつけることや1日のスケジュールを細かく打ち合わせていきます。

打ち合わせというと終始真面目な雰囲気で終わるのかと思いきや・・・

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さんと職人さんの談笑写真

小池:「お前写真撮られてるんだから、しっかり笑えよ〜」
職人:「いや、カメラ見れないです」

と冗談を言って笑い合う場面が多くありました。

小池さん、いつもこんな和やかな雰囲気なんですか?

小池:「仕事以外の雑談もかなり多いですよ。何故かというと、番頭の仕事で1番重要なのは職人と信頼関係をしっかり築くことだからです」

信頼関係ですか?

小池:「僕たち番頭は、お客様と職人の間に入るので時には板挟みになって苦労する時もあります。急な予定変更が原因で、職人にとって負担になるような仕事を頼まないといけなくなる場合もあります。そうした時に、職人と番頭の間に信頼関係が築けていれば快く引き受けてくれますよね。

確かに、信頼関係があればお互いに助け合うことができますよね!

小池:「でも、信頼関係は1日で出来上がるのものでは決してありません。日頃のコミュニケーションが大事なんです。職人の顔色を見て今日は疲れていそうだなと思ったら、フォローの言葉を掛けたり、家族や趣味など全く違う話を振ったりする。最近やる気に満ち溢れているなと感じたら、成長が期待できるちょっと難しい現場を割り振ってモチベーションを維持してもらう。何気ない会話や、ちょっとした一言が大きな結果に繋がるので、打ち合わせでもなるべくコミュニケーションをとるようにしているんです」

なるほど!小池番頭の気遣いが伝わってきますね!
そろそろ打ち合わせ終わったようです。

AM8:00本社にて事務処理

打ち合わせ後は、本社でお客様からのメール対応やファックス処理を済ませます。

大久保恒産の小池忠彦番頭の仕事紹介記事におけるパソコン作業中の写真

AM9:00外勤スタート

番頭の仕事はデスクワークから外回りまで様々ですが、本日は外勤に密着!
小池番頭が運転し、最初の現場に向かいます。

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さんの運転写真

AM9:45現場の下見

足場が立つ予定の場所にやってきました!

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における現場写真

これから行うのは番頭の重要業務の一つ、「下見」作業。

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さんの測量写真

下見では現場の測量と写真撮影を行います。

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さんの図面に書き込む写真

敷地情報を図面に書き込んでいく小池番頭。

この図面はどんな風に役立つんですか?

小池:「この図面をもとにして、職人は現場に必要な部材の量を計算します」

なるほど!職人が仕事をするためには欠かせない資料なんですね。

小池:「万が一、この情報が間違っていたり、職人が求めている情報が漏れていたとしたら、現場で必要な部材が足りずに仕事が中断されるという職人にとって致命的な問題が起きてしまいます。一見地味な作業ですが、かなり重要な仕事なんですよ」

図面を作成する時のコツは、足場を組むシミュレーションをしながら必要な情報を書き込むことだそう。
小池番頭はサラッとこなしてすぐに次の現場に向かいますが、実は何も無い状態から立体的な足場をイメージするのはかなり難しい作業です。元腕利きの職人である小池番頭だからこそ、職人が求めている情報を正確に提供できるんですね!

午前中に下見を5件終え、午後からは足場施工中の現場に向かいます!

PM2:00職人さんの応援

足場の工事をしている現場にやってきました!

小池番頭は指示をするのかな?と思いきや、職人をまとめるのは親方の仕事です。
なんと小池さんは職人のように、足場の解体を始めるとのこと!

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さんのはしごを登る写真

「最近運動不足だから太ってきたんだよね〜」と言う小池番頭ですが、スイスイとハシゴを登っていきます!

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さんの職人さんと高所作業写真

職人さんと声を掛け合いながら、どんどん足場を解体していく小池番頭!

大久保恒産の番頭の仕事紹介記事における小池さんの高所作業写真

こんな高い場所をスイスイ進んでいきます。
番頭も職人と一緒に作業をするんですね!やっぱり一緒に汗を流すと、一気に信頼関係が深まるからですか??

小池:「それも勿論あるけど・・・足場の作業がやっぱり好きなんだよね(笑)でも、僕が手伝いすぎると経験の浅い人の成長の機会を奪うことになるので、配分には気をつけてます」

なるほど!番頭は常に職人のことを気にかけているんですね。

休憩

解体作業を一旦中断し、休憩に入る小池番頭ですが・・・

大久保恒産の番頭小池忠彦さん紹介記事における電話中の写真

職人たちから次々と電話が入ります!

小池:「え、足場を組む敷地の目の前で突発的な水道工事が行われて作業ができない?了解。じゃあ先にこっちの現場に向かってもらえる?」

職人からのSOS連絡に小池番頭は素早く指示を出していきます。

突発的なトラブルはけっこう起こるものなんですか?

小池:「何も起きない日は殆どないですね。朝に打ち合わせたスケジュールが変更になることもよくあります」

番頭には変化に柔軟に対応する段取り力が必須なんですね!

小池:「トラブルは困りますけど、スケジュールの組み立てはパズルみたいで楽しいですよ。どうすれば職人に負担がかからず効率的に仕事を回せるかを考えて日々動いています」

大きなトラブルも無くその日が終わった時にやりがいを感じるという小池番頭。

休憩後は応援を再開!
いつの間にか辺りが暗くなってきました。

PM6:00本社に戻り、事務作業

本社に戻ってからは、午前中に作成した図面をまとめ明日の打ち合わせに備えます。

大久保恒産の小池忠彦番頭の仕事紹介記事における事務作業中の写真

同じく番頭の南章夫さんと、脇田君彦さんと相談して作業を猛スピードで進めていく小池番頭!

色々な場所に移動し、長かった一日もそろそろ終わりに近づいてきました!

PM8:00退社

辺りはすでに真っ暗の8時になりました。
小池番頭、お疲れさまです!!!

大久保恒産の番頭小池忠彦さんの仕事紹介記事における退社の写真

小池:「お疲れさまです!今日はありがとうございました!」

まとめ

いかがでしたでしょうか?。

「いつも、自分を必要としてくれる人がいる」

そんなお客様や職人との繋がりが、番頭の一番のやりがいです。苦労して掲げた目標をチームで達成したときは、今まで辛かったことを全部忘れるくらいの極上の喜びや達成感を味わえます。

番頭は最初に挙げた5つのスキル(リーダーシップ力、コミュニケーション力、判断力、育成力、段取り力)を総合的に身につけるマネージャー職です。

自分が圧倒的に成長してきたからこそ、そのスキルを生かして職人やお客様と関わり、現場を進めていく。そんな総合力が求めれる番頭は成長の最終ステップであり、誰からも憧れられる存在なのです。

以上、番頭の一日紹介記事でした!


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