大久保恒産の新卒採用とは?


建設業界で一番人が育つ会社

建設業界で一番人が育つ会社

大久保恒産が目指しているのは「日本を背負って立つ、プロの足場職人集団」です。プロの足場職人は、誰にでもなれる仕事ではありません。仕事を通して日々の自己鍛錬を積み重ねることができて、初めて到達することができる領域です。その領域は「なれたらいいな」というレベルでは決してなれません。大久保恒産には「あの人みたいに、絶対になりたい」と思わせてくれる、“かっこいい大人たち”がいます。一朝一夕には身につかない“厚み”を持った人たちがたくさんいます。

建設業界で一番人が育つ会社

そして、“かっこいい大人”に成長したいと思う人材に対して、「徹底的に学べる1年間に及ぶ研修制度」と「人材を育てる文化」があります。それは、良い意味で足場というのは「失敗してもやり直しが効く仮設工事」だからです。やり直しが効くからこそ、若いうちから仕事を任されます。自分で責任を持って仕事をするからこそ、ミスがあったら自分の責任でやり直しをする。だから、始めからミスがないようにしっかり工事する。足場工事では、20代のうちから責任を持って自分の実力で仕事をする人たちが多くいます。若いからこそ、体力・筋力があるうちだからこそできる「がむしゃらにがんばる」ことを通して、全力で仕事をする。だから圧倒的に成長できる20代になるし、そういう人たちがいる環境で仕事をするからこそ、成長することが当たり前になる。現場で毎日身体を張って仕事をしているからこそ、毎日真剣だし、真剣に仕事をするからこそ圧倒的な成長ができる。それが、足場工事、ひいては建設業界の現場作業だと思います。

職人は技術の世界なので、技術があって初めて稼げる職業です。稼ぐために一生懸命技術を学びます。まずは自分が成長することが前提です。そして、足場工事はチームで行うものです。親方、見習い、番頭、お客様。各人の連携があって初めて出来る仕事です。そこで大切なのは「技術さえあれば良い」ということではないことです。チームの中で行動する、自分だけが良ければそれで良いということではなく、チームの誰かが困っていたら助ける、逆に困っていたら素直に助けてもらう。そういった連携ができるからチームで動く意味があるし、それができなければ、いくら技術があっても仕事をこなすことはできません。

うまくできた時は承認し、困っていたら助けることができる「人間力」が必要です。親方になって責任を持って仕事をすると、「後輩を育てる」ということがでてきます。この時、「人間力」がないと人は育ちません。相手を理解し、歩み寄り、失敗をしても承認して、気付きを与える。最初からうまくできる人はほとんどいません。人間力は実践を通して身に付けていくしかありません。足場工事では、「足場」を通して「実践」をする毎日です。だからこそ圧倒的な「実践」の中から人間力が育つのです。それは一朝一夕に身につくものでもなければ、すぐに真似されることもないし、人間力のある人がたくさんいるから自分の仕事が減るわけでもありません。むしろ、人間力のある人が多いほど、チームの仕事のクオリティもあがります。互いに助けあい、承認し、全体のレベルをあげる。足場にはそんな要素が詰まっています。 だからこそ、大久保恒産では、「建設業界で一番人が育つ会社」をスローガンにしています。

建設業界で一番人が育つ会社

失敗を怒るのではなく失敗を承認する文化

失敗を怒るのではなく失敗を承認する文化

工事現場は危険と隣り合わせです。時には大きな声で叱られることもありますが、それは、危険作業を一刻も早く止めさせるため。そして、人が少ない中、時代の中で、昔のように手を上げたり怒鳴ったりしたら人が育たないということが経験則として身についています。人は誰でも怒られたくないから、怒られそうなことはしない。だから危険作業をしないことは良いことですが、同時に「挑戦」することからも遠ざかってしまう。今までできなかったことができるようになることが「成長」だとしたら、それは、できなかったことにトライする「挑戦」がなければ成長できません。

失敗を怒るのではなく失敗を承認する文化

しかし、挑戦すれば必ず成功するかというとそうではないし、むしろうまくいかない、「失敗」してしまうことの方が多いです。だからこそ、「怒る」ことは、危険作業をしていて一刻も早く止めさせる時。それ以外では、積極的に挑戦させるために、「失敗をしても、怒るのではなく承認する」。一度認め、受け止めることで、相手の意識を挫けさせない。そうやって挑戦する精神を伸ばすからこそ、挑戦を繰り返し、失敗をしなくてもきちんと仕事をこなすことができる。人間なので、どんな人でもミスはあります。大切なのは、自分がミスをしたと思ったら、それを素直に謝れるかどうかです。素直に謝れるかどうかで印象も全く異なりますし、チームの一員として連携を取る上でのコミュニケーションの潤滑油です。これからの時代は、叩いて怒って伸ばすのではなく、「承認し、成長させる」ことが求められています。

それは甘さではありません。一生懸命仕事をしていれば、困難なことや苦境に必ず陥ります。それを乗り越えられるか挫けてしまうか、最も大きい要因は、支えてくれる存在がいるかどうかではないでしょうか。

家族、友人、会社の仲間、お客様。そういった人たちの応援や支えがあれば、苦しい時も耐えて乗り越えられると思います。四面楚歌で誰も手を差し伸べてくれない状況でも困難に立ち向かい、乗り越えられる人はそうそういないでしょう。応援や支えがあるからこそ、困難にも立ち向かえるのです。そういった支え合う文化、失敗を承認する文化があるからこそ、人が育つ会社になると思っています。

建設業界で一番人が育つ会社

なぜ、大久保恒産は職人の新卒採用を行うのか?

なぜ、大久保恒産は職人の新卒採用を行うのか?

日本の建設業界は、若者の就労人数がどんどん減っており、このままでは日本の高い建設技術を受け継ぐ人がいなくなってしまう状況にあります。いくら一流の設計士がいても、現場での高い技術力を持った職人がいなくなってしまえば、描いたものを現実に作ることはできません。2020年の東京オリンピックに向けた建設ラッシュが、今の日本経済を支えています。建設業界の力は国力に繋がるのです。日本は世界の中の先進国として「やはり日本の建設技術は世界最高峰だ」と言われるような地位をこれからも維持していくべきです。


職人こそが、建設業界の未来を背負うプロフェッショナルな存在なのです。その中でも足場職人は、武道で言う「心技体」を総合的に体得できる職業です。実力がそのまま収入、地位、仕事における自由と責任に繋がります。やれることが増えれば、それだけ面白い。自己成長の場としてこれほどよい職場はないと言えます。新卒こそ、若者こそ、職人として日本の技術を学ぶことに意味があるからです。今の時代だからこそ、若者が日本の技術を学ぶことは絶好のチャンスであり、自分の人生をかける価値があると信じています。これまでの建設業界は、積極的な採用活動は行わず、働きに来た職人だけを育ててきました。しかし、このままでは日本の高い建設技術を受け継ぐ人がいなくなってしまうのです。


なぜ、大久保恒産は職人の新卒採用を行うのか?

なぜ、大久保恒産は職人の新卒採用を行うのか?

だからこそ大久保恒産は、建設業界の未来を考え、長期的な視野と愛情を持って、新卒職人を育てていこうと決めました。正直に言えば、大手企業のような出来上がった受け入れ体制や、システムがあるわけではありません。しかし、大久保恒産には人を育てることに関する経験とノウハウがあると自負しています。その経験とノウハウを活かし、日本の最高学府の大学を出た人材と共に、未来の建設業界を創っていきたい。その強い想いから、大久保恒産は2015年より、職人の新卒採用を開始しました。

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